スプーン一杯でOK!選ぶならやっぱり国産えごま油
どうしてえごま油を摂ると良いの?
健康的な生活を送るうえで、質の良い油を少量摂ることは重要なポイントです。油脂はエネルギーになるほか、細胞膜を作ったり、各種ホルモンの原料になるなど、生命を維持する上で欠かせない栄養素のひとつだからです。また、油脂の中でも人間の身体の中で合成できない必須脂肪酸は、食物から補う必要があります。
必須脂肪酸には、リノール酸(オメガ6脂肪酸)、α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)があり、リノール酸は日常の食生活でも多く摂取でき、むしろ過剰摂取傾向にありますが、一方α-リノレン酸の摂取は不足しているのが現実です。とはいえ、α-リノレン酸を多く含む食物はそう多くはなく、成分の60%以上をα-リノレン酸が占めるえごま油は、非常に稀有な食物のひとつです。
α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)とは?どのくらい摂ればOK?
α-リノレン酸は、必須脂肪酸の一つですが、リノール酸(植物性油脂等)の摂りすぎによるアレルギーや生活習慣病のリスクを下げる働きがあると言われています。
油脂の摂取必要量は、成人で一日15~20gですが、日本人の近年の油脂摂取量は増加傾向にあり、特にリノール酸の摂りすぎが問題になっています。
α-リノレン酸(オメガ3):リノール酸(オメガ6)の理想の摂取割合は1:2です。現代人はリノール酸摂取過多ですので、α-リノレン酸を意識的に摂取することを心掛けることが必要です。
α-リノレン酸はくるみなどにも含まれますが、含有量がそう多くはないのでたくさん食べなければならず、摂取カロリーも気になります。そこで、注目して欲しいのがえごま油。えごま油なら成分の60%がα-リノレン酸なので、小さじ一杯5g程度でも効率よくα-リノレン酸を摂取することが出来るのです。
注目の植物えごまとは?
えごまはシソ科の一年草で、食べるともう十年長生き出来るのいわれから、「じゅうねん」「じゅね」とも呼ばれ、主に油脂を採るために各地で栽培されてきました。その歴史は古く、なんと縄文時代の遺跡からえごまの種子が発見されています。昔は油といえばえごま油を指すほど日本人には馴染み深い作物でしたが、菜種油の登場により次第に栽培量が減少。しかし、近年その健康効果の高さから再び注目を集め、東北の中山間地は品質の良いえごま油の産地となっています。
国産えごま油が貴重な訳
日本国内の油の自給率は3%と非常に低く、その中でもえごま油は、産地は増えているものの、生産量が非常に少ない油です。
昨今の健康ブームでオメガ3油として注目を浴び、えごま油の存在を知った方もいらっしゃると思います。その際、国産のえごま油はすぐに底をついてしまいました。たくさんの方の需要があっても国産えごま油は急に大量に製造できるものではないのです。
えごまは毎年春暖かくなってから種を蒔き、梅雨時期の適度な降雨、夏の太陽を浴びて秋に収穫されます。農産物ですので、その年の天候によっては充分に収穫できないこともあります。さらに収穫されたえごまは、乾燥させ、丁寧にごみを取り除いてから、圧搾機にかけてゆっくりと搾ります。
量販店で売られている安価な植物油と比べると製法が違い、非常に時間、手間がかかることがおわかりでしょうか。ちなみに量販店でよく見かける安価な植物油は有機溶媒ヘキサンを使って抽出する方法で作られています。こちらは非常に効率よく大量の油が抽出できる方法として一般的です。
国産、無農薬、無化学肥料栽培のえごま油
食楽日和のえごま油は、国産、無農薬、無化学肥料で育てられたえごまから圧搾機で丁寧に搾った油です。若草のような香り、透き通った鮮やかな黄色が特徴で、α-リノレン酸はもちろん、天然のビタミンEも豊富に含まれています。えごまは、先にも述べたとおり、年に一度しか収穫出来ません。その後の作業も手作業ですので量産できず、大変貴重な油となっております。そのため、価格も少々割高になってしまいますが、一日に摂る量は小さじ1杯程度で良いので、量より質を重視する方へおすすめします。
【お客様の声】
少しクセがありますが、舌に馴染みました。良質な商品に出会えたことに感謝しております。
変わることなく長く商品を届けて下さいね。
宮城県 佐藤様
市販では手に入れにくい、国産エゴマ油を今回お味見セットでお得な価格で購入することができました。口に入れるものは安心、安全なものを日頃から気にかけていますので、国産原料や無農薬栽培など、とても満足できるものでした。初めてエゴマ醤油を知りました。貴重な物に出会えました。今後も積極的に健康に良いものを取り入れていきたいと思っています。
埼玉県 飯様
エゴマ油、野菜サラダにかけた。
美味しいので1本は友人に。
神奈川県 村雨様
【商品詳細】
商品名 | えごま油(国産) |
原材料名 | 食用えごま |
内容量 | 110g |
賞味期限 | 1年 |
保存方法 | 直射日光を避け常温保存 昔ながらの圧搾法のためまれに氷点下で凍結する場合がありますが、品質上問題はありません |