野菜の保存も適材適所に!野菜の保存場所はこちらがおすすめ。
野菜の保存には最適な温度帯があった
こんにちは。
発酵食・野菜大好きshachiです。
皆さんは野菜の保存どうしてますか?
もちろん冷蔵庫の野菜室に入れる!
これは基本中の基本ですよね。
でも、野菜によっては、野菜室の温度(約10℃)が、鮮度を保つ最適温度では ないものもあるのです。
たとえば、ニンニク。
ニンニクの最適貯蔵温度は-1~0℃。
この温度で湿度65~70%に保った場合、半年程度貯蔵できるといわれています。
家庭で使われている冷蔵庫の中で、-1~0℃の場所といえば、ずばり、チルド室 ですね。
チルド室なら、ギリギリ凍らない温度0℃を保つことができます。
家庭での保存で半年貯蔵は難しいかもしれませんが、他の場所よりは長持ちします。
ニンニク同様、0℃が最適貯蔵温度の野菜はまだあります。
例えばブロッコリーや、キャベツ、カリフラワーなどのアブラナ科の野菜。
こちらは0℃かつ、湿度95~100%が貯蔵最適条件です。
特に、ブロッコリーは花蕾の呼吸が盛んで、温度が高いとすぐにつぼみが開いて劣化してしまうのでチルド室保存をおススメします。
チルド室は一般的な冷蔵庫ではあまり大きくないので大きめ野菜には、ちと場所がもの足りなさそうですが、
ポリ袋やラップにくるんで乾燥を防いであげると長持ちします。
ちなみに、ダイコン、カブ、白菜なども同様の条件が適していますが、
家庭の冷蔵庫のチルド室では、やはりぎゅうぎゅうになってしまいそうですね・・・
反対に、冷えすぎには適してない野菜もあります。
たとえば、トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなどです。
こちらの貯蔵最適温度は8℃~10℃。
冷蔵庫の野菜室が適温と言えそうですね。
その他の温度を適温とするものは、カボチャ、サツマイモ、ジャガイモなどがあります。
追熟(収穫後貯蔵して甘くさせる)が必要な、カボチャ、サツマイモは12℃~15℃が貯蔵の最適温度。家では、ちょっと涼しめの寒すぎない場所に置いておくのが良いでしょう。
野菜を最適な温度に保存して、できるだけ食品ロスを防げれば、環境にもお財布にも優しいですね♪
以上、簡単な野菜の保存場所の選び方でした。
文:浅沼 佐知子